hundred line – 最終防衛学園の感想

はじめに

 最終防衛学園はダンガンロンパシリーズで有名な小高和剛さんがシナリオを考えた作品です。
ダンガンロンパシリーズをすべてプレイしましたが、その時と同じようなハラハラドキドキが続いていました。
 本当に楽しみたい方はなんの前情報もなくいきなりプレイすることをお勧めします。

ストーリについて

 主人公を含む学生たちが連れ去られて、100日間学園を侵攻生という敵から守り切ることを目標として学園生活を送ります。最初はなんのために戦っているかや全体の世界観がほとんどわからない状態からスタートして徐々に真相が分かっていく感じです。
 最初のルートは全然選択できなくてこれ本当に告知通り100ルートあるの?と思いプレイしていましたが、がちで100通りあります(2週目から選択要素あり)。投稿時点で15ルートクリアしましたが、それでも85時間かかっています。おそらく全ルートやろうとしたら200時間くらいかかりそうです。
もはや開発者の狂気を感じます(笑)。

ゲーム性について

 戦闘はターン性ストラテジーでファイアーエムブレムと同じですね。
ただ必殺技に関しては、キャラが瀕死の場合は自分を犠牲にすることで即必殺技を繰り出せること、また味方のキャラがだれか死んだ場合は則必殺技のポイントが貯まり他のキャラが必殺技を繰り出せるというシステムはありそうでなかったと思います。
 プレイしているときに何回もキャラを犠牲にして戦った経験があります(笑)。
 ただ2週くらいすると、周回での戦闘パートは同じなので単調になってしまいます。
というかスキップできるようになっているので、周回プレイをするなら戦闘ゲームとしてというよりかはライトノベルでストーリーや世界観、キャラの掛け合いを楽しむような感じです。

楽しかった要素

 戦闘に関してはほぼ同じですが、それ以外の物語はルート分岐で大きく変わります。
真相が分かるルートやミステリー、恋愛、デスゲームなど多岐にわたります。
物語の展開やキャラのセリフもルートごとにかなり変わるので、そこで周回要素がダルいとは個人的にはならなかったです。
 キャラもダンガンロンパの時のようにかなり個性的で周回するほど性格が見えてくるし、キャラ同士の掛け合いが毎回異なっているので、そう言った雰囲気を楽しみたいという方にはお勧めです。
 やはりこれだけジャンルも展開も違うストーリや各キャラのセリフを作っている所からは製作者の熱意を感じます。実際15ルートクリアした自分もメインのシナリオは把握したが他のルートをまだやってみたいと感じるほど面白かったですし、神げーでした。
 まとめると

  • 長時間(100時間以上)のライトノベルやADVゲームに慣れている人
  • 個性的なキャラやそのキャラ同士の掛け合いやかもし出す雰囲気が好きな人

これらの人には向いているゲームだと感じます。
是非これを見て面白いと感じた方はプレイしてみてください。

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