漂流オブザーバー

マンガ

連続殺人犯と結婚!「夏目アラタの結婚」の感想

はじめに 夏目アラタの結婚は映画化もされた全11巻で完結の漫画です。主人公がひょんなことから発した連続殺人犯の少女への「結婚しよーぜ」という冗談の言葉から、彼女と頻繁に面会をします。そこから始まる駆け引きや恋愛要素、裁判ものとしても面白い内...

クローズドサークル×生贄選別×どんでん返し「方舟」の感想|夕木春央

はじめに 「方舟」は夕木春央さんが書いたミステリー小説です。週刊文春ミステリーベスト10、MRC大賞の2022年で1位、他のランキングでも1桁台とかなり評価された作品となっております。 クローズドサークルものですが、他と違うのはただ待つだけ...
マンガ

原子力潜水艦が世界平和?「沈黙の艦隊」の感想

はじめに 「沈黙の艦隊」はかわぐちかいじさんが描いた全32巻の漫画です。最近映画化&ドラマ化されて有名になりましたよね。またかわぐちかいじさんと言えば「空母いぶき」のシリーズも最近の漫画として出されています。近代の紛争や戦争について書いてい...

独裁打倒の次も独裁?「動物農場」の感想|ジョージ・オーウェル

はじめに 「動物農場」はジョージ・オーウェルという「1984」知名度はディストピア小説としてはTOP3に入るほど有名な人が書いた別の作品です。人が動物たちをこき使って運営していた農場を革命で乗っ取り動物農場にしてしまいます。ただその後は知能...

「すばらしい新世界」の感想|オルダス・ハクスリ

はじめに 「すばらしい新世界」はディストピア小説としてすごく有名な話です。ちなみにディストピアとはみんなが夢見たユートピアな未来へ社会が進んでいくという考えとは真逆の権利や自由が抑圧され統制された社会を表すときに使います。1932年に作られ...
マンガ

「いじめるアイツがわるいのか、いじめられた僕が悪いか」の感想

はじめに タイトルからインパクトがある「いじめるアイツがわるいのか、いじめられた僕が悪いか」という漫画ですが、たまに暗めの話を見たいというときに出会って読みました。全6巻読了後の感想をこれから述べていきますが、ただ陰鬱なだけの漫画ではなく、...
マンガ

「信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~」の感想

はじめに 「信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~」は明智光秀の末裔である明智憲三郎が書いた本です。自分が読んだものは全8巻の漫画版です。あらゆる歴史書を調べて導き出した結論が通説とは異なりかなり大胆な仮説ですが、参照した書物のほと...

「Medium 霊媒探偵城塚翡翠」の感想|相沢沙呼

はじめに 今回紹介する「Medium 霊媒探偵城塚翡翠」は霊媒師を自称する城塚翡翠と推理作家の香月史郎が事件を解決していく作品です。この作品は自分でどんでん返しがある話で調べていった時に出てきた作品で、最後まで読んでまさにその通りでした。 ...

教師が生徒たちを殺害!「悪の教典」の感想|貴志祐介

はじめに 今回紹介する小説は「悪の教典」です。サイコパスな教師が自分の利益のためなら手段を択ばないという考え方で自分の受け持つクラスの生徒を殺害する内容となっています。自分はドラマで「鍵のかかった部屋」や小説の「新世界より」でとても面白いと...

SF×逆転裁判?「AI法廷の弁護士」の感想|竹田人造

はじめに 本屋で「AI法廷の弁護士」というタイトルを見た瞬間、面白そうだと直感で買い読みました。その判断は間違っていなくて、後悔はなかったです。話は裁判官がAIだというタイトルである通りです。ただ主人公がダークで勝つことさえできれば真実は二...