ピクミンシリーズの集大成!「ピクミン4」の感想

はじめに

 ピクミンは今回が4作品目であり、前作から10年たったうえでの待望の作品です。今までのすべてのシリーズの集大成となった作品となっています。私はピクミンシリーズ全てをプレイしたことがあるので他作品と比べての感想も述べていきます。

ストーリ性

 今作はオリマーが遭難し救難信号を出します。それをたどってレスキュー隊員が駆け付けますが、そこでも遭難して、新米のレスキュー隊員がすべての遭難者をレスキューしようとする話です。レスキューのプロが二次遭難して新米がすべて解決しようとするってどうなの?
 遭難者の回収以外もキラキラエネルギーを回収して宇宙船の探索エリアの開放・装備の開発に用いたり、顔がピクミンの毛むくじゃらみたいな感じになった葉っぱ人に会ったりとします。オリマーを救出するまでが1部でその後の2部もあり、今作はストーリが大ボリュームとなった感じです。

ゲーム性

 なんといっても今までと違うのはオッチンというレスキュー犬がいることですね。主人公と同じようなピクミンの操作ができるだけでなく、スキルを解除していくことで様々なことが出来るようになっていきます。ピクミンを背中に乗せることで安全に移動できたり、突進することで敵にダメージやスタン状態にすることが出来ます。なんなら突進する時に背中にいたピクミンが相手に引っ付いて攻撃するので戦闘面でも格段に簡単になった印象です。最初の出会いもピクミンではなくオッチンですし、ピクミン4というよりオッチンというゲームをプレイしてる感覚ですね(笑)。
 遭難者を救助が目的ですが、2でもあった宝物を集めることでキラキラエネルギーを得られ、エリアの開放や装備を作ることが出来ます。さらに洞窟があるため2のように危険で強い原生生物と戦ったり、お宝をたくさん得られることもできます。
 また今作では夜探索と呼ばれる独自のものがあり、制限時間中は光ピクミンを用いてヒカリ塚と呼ばれる場所を危険な原生生物から守るタワーディフェンスゲームのようなものがあります。成功すると葉っぱ人を治療できるミツが手に入ります。そうやって救助で来た人たちが拠点に滞在するようになるのでサイドミッションを受注できるようになります。ちなみに光ピクミンは炎・氷・電気・毒に耐性がありますが夜の探索にしか使えないピクミンです。(他のピクミンは夜に使えない)また、今作で増えたほかのピクミンとして水を凍らせられる氷ピクミンも居たりします。
 他にも今作では葉っぱ人から挑戦として、時間内にお宝や原生生物を集めたりするダンドリチャレンジ、葉っぱ人とピクミンでモノを奪い合うダンドリバトルというものがあったりとピクミン3に会ったミニゲームがストーリーモードにあるような感じです。

クリア後要素(第2部)

 オリマーを助けた後も、オッチンが葉っぱ人と同じように治療が必要な状態になってしまったためストーリが続きます。オリマー遭難記としてピクミンの1作品目のように30個の宇宙船のパーツを15日以内に集めるというものがあります。他にも葉っぱ仙人の挑戦状などエンドコンテンツのようなものがあります。

終わりに

 基本的な進め方として

  • 遭難者の救出(葉っぱ人は夜の探索から治療)→オッチンのスキルも解放、サイドミッション発生
  • お宝集め→エリア開放、装備の開放
  • 資材集め→アイテム、装備の生成

とたくさんピクミンで集めていってできることを増やしていく感じです。
また、シリーズ集大成のような感じで他作品の要素をふんだんに取り入れています。

  • オリマー遭難記:日数制限ありの緊張感がある効率重視のパーツ集め←ピクミン1
  • 洞窟探索、お宝集め←ピクミン2
  • ダンドリチャレンジ、ダンドリ対決、葉っぱ仙人からの挑戦状←ピクミン3のミニゲーム
  • 夜時間、オッチン←ピクミン4オリジナル要素

 こんなにあるので大ボリュームな感じとなっています。ただオッチンによって簡単に収集や戦闘ができてしまった感じになってしまいます。ただそのためピクミン初心者でも入りやすいような作品となっています。興味が湧いたら是非プレイしてみてください。

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