はじめに
キャタピラーは同じ作者が書いた漫画アラクニドの1年前の話です。
アラクニドと同じく、虫の特徴を活かした暗殺者同士の異能バトルとなっています。
今回は読了後の感想について触れていきます。
内容
導入
女主人公で芋虫がコードネームの殺し屋はある日パラポネラに襲われます。
パラポネラからアゲハが芋虫を狙わっていること、死んだ芋虫の姉について関連があることを匂わせてきます。
相棒としてハナカマキリが加わり、芋虫が標的の害虫駆除が豪華客船で開催されます。
アラクニドと関連、類似点
組織の暗殺者が虫の特徴に類似したギミックや身体的特性を用いて戦うバトル漫画です。
また、前回では学校という閉鎖空間での蜘蛛狩りがメインでしたが、大型客船で
芋虫を標的で狙っているのも似ていますね。
前作のアラクニドで出てきた主要キャラは多く出てきます。
最初に死んだ蜘蛛、話の中で出てきたパラポネラが出てきたことで過去の話だと実感します。
綺麗な女性のサソリも出てきます。(アラクニドの時よりもめちゃくちゃ若くてかわいく見える?)
アラクニドではアリスのほぼ味方だったゴキブリ、カブトムシが敵として立ち向かってきます。
心強かった二人のタッグに主人公たち二人が挑むのも新鮮に見えます。
また、蟋蟖(リオック)もなぜ芋虫と共にしていたのか姉御のように慕っていたのか、その出会いも描かれています。
前回もアリスを狙う黒幕は誰かが最後に明らかになりましたが、今回も芋虫の狙う黒幕が誰か最後に明らかになる形式です。
全体的にアラクニドに似ているので、アラクニドが面白いと感じたらこちらの作品も問題なく楽しめます。
アラクニドとの相違点
主人公はアリスと違い、力任せや勘に頼った戦いをしている芋虫。姉御的な感じです。
どちらかと言うと相棒のハナカマキリがアリスに近い感じで策をめぐらせて罠を張る感じです。
見た目はか弱い女の子ですが、実施は男。遺伝子的にそういった容姿になったようです。
いわゆる男の娘ですね。その弱そうな体で相手を油断させたり惑わすような戦いが多いです。
異性のコンビということもあり、前回までなかった恋愛要素もあるのも特徴です。
肉食的な女主人公と冷静だけど怒らせると怖い男の娘の組み合わせは見てて面白くはありました。
おわりに
読んでみてアラクニドとほぼ同じ虫×異能バトル、登場キャラや関連があったキャラが多く出てくるのでアラクニドが面白いと感じたら今作も面白いと感じると思います。
面白そうと感じたら是非読んでみてください。
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