ゼノブレイド2の感想

はじめに

 ゼノブレイド2は前作ゼノブレイドの続編となっています。
(とは言っても前作とのかかわりはほとんどないのでこの作品からプレイしてもOK)
自分は前作が面白かったのでプレイしてみました。今回も簡単に感想を述べていきます。

ストーリについて

 雲海の広がる世界で人々の生活圏は空を泳ぐ神獣の背中で暮らしていた。そんな時に主人公は雲海の中に潜り遺物を得るサルベージャーでした。その能力を買われてある組織に古代の船の調査に駆り出されます。そこで天の聖杯と呼ばれるホムラと出会いますが同時に瀕死に至ります。ホムラが半分命を与える代わりに自分を楽園へ連れて行ってほしいと言います。こうして楽園を目指す旅を始めます。
 ストーリの雰囲気は前作とかなり違う印象でした。運命的なボーイミッツガール、強い少女と未熟な少年、アニメでよくある友人や敵との掛け合いやギャグ調、さらわれた少女を助けに行く少年、展開のすべてが若い世代のアニメでよくある感じの雰囲気や演出でした。自分はアニメはよく見る方ですが、それでも若干年齢(20代前半)に対してキツイなと感じてしまいました。前作が王道RPGの延長のように感じましたが、今回は若い世代向けのアニメ調の王道向けに作られた感じです。
 前作の雰囲気を意識してプレイしようとするとかなり違和感を感じます。逆にそういう展開が好きという方には会うかもしれません。

ゲーム性について

 前作世にも複雑なバトルになっています。戦闘はシームレスで攻撃はドライバーとドライバーが受け持つブレイド(先ほどのホムラと同じ精霊のようなもの)によって成り立っています。各ドライバーで三体のブレイドが扱えてそれぞれのブレイドも複数の特殊攻撃を保有、さらに必殺技(形態がI~IV)を低い順で特定のタイプ順で発動することでできるブレイドコンボ、前作でもあった姿勢を崩す→倒すみたいなのもあります。さらにチーム全体で連携して必殺技を行うチェーンアタックもあり非常にややこしくなっています。
 理解できれば奥深い戦闘となりますが、あんまり詳しく説明されていない部分があり、ちゃんと理解できたのが中盤~終盤くらいでした。

終わりに

 ストーリや雰囲気は前作より大きく変わり、前作であった王道RPGながらも先が気になるワクワクする感じがアニメでよくある熱い展開・ギャグ調・萌えを詰め込む感じでストーリが展開されているような印象でした。ゲーム性は前作より複雑になっていきました。
まとめると

  • アニメ調の明るい雰囲気が好きな人
  • 複雑なゲーム性が好きな人

これらの人には向いているの思います。
ですが逆に

  • 前作の王道RPGながら先が気になるストーリ展開が目当てだった人
  • 複雑なゲーム性より感覚的に分かりやすいゲームの方が好きな人

これらの人には向いていない可能性があります。
 ここまで書きましたが、終わってみて複雑なゲーム性は戦闘をすればするほどその奥深さにひかれていきました。またアニメ調で前作とは違うプレイ層にも向けた作品だと感じました。
興味の持った人はぜひプレイしてみてください。

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