シヴィライゼーション7の感想

はじめに

 シヴィライゼーション7は文明を育てていくターンストラテジーゲームであるシヴィライゼーションシリーズの最新作です。
 自分は今作を135時間プレイしました。前作のシヴィライゼーション6もプレイしましたし、プレイして面白かったことや前作との違いについても簡単に触れていきたいと思います。

ゲーム性について

 プレイヤーは指導者を選びますが、文明については古代、航海時代、近代の三つの時代ごとに選んでいくスタイルです。技術ツリーや社会制度のツリーも時代ごとです。最終的な勝利条件に似たマイルストーンと呼ばれる時代ごとの達成目標(達成したら次の時代にバフがかかる)があったり、今作は時代ごとに分断された少しだけ展開が違うゲームを連続で行っている印象でした。
 前作よりかは分かりやすくなっているのですが、圧倒的にパラメータが多いです。チュートリアルも前作同様ちゃんと仕事をしてないようだから毎回半日くらいプレイして慣れるしかないですが(笑)
 最終的に自分の文明にあった勝利条件(文化勝利・科学勝利・軍事勝利・経済勝利)を目指して行きます。

前作と比べて

 ゲーム性でも述べましたが、大きな違いは時代ごとに区切りがあることですね。個人的にはCIV6で中盤の優位さがその後の現代まで続いているので文明の順位がほとんど変わらない、むしろ差がどんどん冗長されていくのでずっと一位の文明でそのまま勝利が面白くなかったので(自文明にしろ他文明にしろ)、差が少しリセットされやすい今回のシステムの方が好みです。
 また前作よりはシステムが簡略化された分かりやすいこと、時代も近代までなので早ければ半日で終わる(早くても?)のは前作よりボリュームが少なくなっている印象です。これも個人的には前作の大ボリュームで終盤に飽きやダルさを少し感じていたので個人的にはうれしかったですね。
 ただデメリットっていうほどではないですが、文明を時代ごとに変えるのは文明発展をしていく没入感が損なわれたような印象があります。あと戦闘ユニットが前作みたいに戦略資源によって個数が決まるわけではなくあんまり維持費もかからないので、無限に生み出されていくのは軍事コストがかからず現実感がないと感じました。ユニット数も多すぎて軍事的勝利だけ他と違い時間がとてつもなくかかります。
 勝利条件に付いては有人宇宙飛行、世界銀行完成、世界博覧会、水爆完成で終わるのも文明の勝利?って少し感じましたね。もしかしたらアプデで近代以降も増えて勝利条件も変わるかもしれません。

楽しかった要素

 まず、自分で一から文明を築き上げた文明と競争して近代まで成長していく過程が楽しいです。その時々の文明の状態や立地条件でかなり戦略も変わりますし、何回プレイしていても飽きないです。ただそのせいで圧倒的時間泥棒ではありますが(笑)。
 今作のように時代ごとで文明の追い求める方向が変わるシステムも個人的には格差が起こりにくくなっていることや味変として機能しているのでよかったなと感じてます。
 まとめると

  • 戦略を考えてプレイしたい方にはかなり中毒性あるぐらい楽しく飽きない。
  • 前作で中盤から終盤飽きやすいと感じた方。

面白いと感じた方はぜひプレイしてみてください。

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