ポケモンSPECIAL ファイアレッド・リーフグリーン編|感想

マンガ

はじめに

 ポケモンは言わずと知れたゲームの名作シリーズですが、それを基にした漫画で有名なポケットモンスターSPECIAL略してポケスペと言われています。

 ポケスペは本編ではないような過激な描写ガチな戦い方で有名です。
例えば主人公が石化や行方不明で終わる話やトレーナーに対してのダイレクトアタックなどです。

このポケスペは章ごとに主人公が変わります。主人公の性格や特徴も独自設定の部分が多いです。

こういった部分でゲームで味わえない大人っぽいダークな世界観を楽しめる作品です。

 ポケモンが長いようにポケスペも50巻以上続いていて長いです。
最初の赤・緑・青編からX・Y編までは完結まで書いています。
自分もブラック2・ホワイト2は最後まで読んでます。

今回は22~26巻までの第5章ファイアレッド・リーフグリーン編を紹介していきます。

内容

久しぶりのカントー地方主要キャラ

 主人公だったレッド、ライバルのグリーンはオーキド博士から「ポケモン図鑑を取り上げる」というメッセージを受けます。そして同封されたトライパスでナナシマへと向かいます。

 またブルーも長年会えなかった両親に会うためにナナシマへと向かいます。

 ナナシマに到着するとデオキシスの襲撃に合います。さらにはロケット団が関係していることが判明し、ボスのサカキも出てきます。

 それらの脅威に対抗するため最強のポケモンミューツレッドと共闘します。

 さらにイエローグリーンに合うため、シルバーは自身のルーツを探るため、トキワジムへ来ていた二人も物語へ関係してきます。

 ルビー・サファイア編でこれらのキャラは登場していなかったため、懐かしく感じます。
今作は新主人公がいないため、完全に続編で成長したかつてのキャラが存分に見れるのも魅力です。

サカキがカッコよすぎる

 サカキが久しぶりに出てくるのですが、かつてレッドに敗れたことから自分を挑戦者としてチャンピョンに挑む姿勢を伝えます。

 冷酷なボスですが素直に自分を客観視して戦う姿勢はとてもカッコよすぎます。

 彼が言うにはロケット団の意味はROCKET:Raid On the City, Knock out…Evil Tusks
(町を襲いつくせ、撃ちのめせ、悪の牙たちよ)
らしいです。知りませんでした(笑)。

悪の組織のボスがこんなセリフを言うので凄味がありますね。

おわりに

 ラストの終わりは衝撃的で次の章へ続くようになっています。
久しぶりのレッドサカキの因縁の対決、そして明かされるシルバーの秘密も必見です。

興味が湧いたら是非読んでみてください。