ピクミン2の感想

はじめに

 ピクミン2は前作のエンディング後の話です。前作が面白かったのでこんな策も続けて楽しみたいと思いプレイしました。ちなみに自分はピクミン1作目~4作目までプレイしているくらいはまったシリーズです。今回はプレイして面白かったところやたシリーズとの違いについて触れていきたいと思います。

ストーリー

 前作で無事母星にたどり着いたオリマー、しかし働いていた運送会社が資金難で困っている状態でした。ピクミンのいた惑星で拾ったものがお宝の価値があると分かり、借金返済のため後輩のルーイと共に再びピクミンたちの住む惑星に向かうのでした。
 このようなストーリから、前作のような30日以内でのサバイバルという雰囲気ではなく、お宝探しの冒険をしている感じです。時間制限がないことから前作ほどダンドリを意識してタスクの次はまた別のタスクをとせわしなく行う必要はなく、ゆっくりプレイできます。

ゲーム性

 基本的な操作は同じですが、敵の種類がかなり増えています。その分かなりの強敵が出てきますが、ピクミンにも強力な種類が追加されています。食べられると敵に毒ダメージを与える白ピクミンや10倍の力持ちであり、敵に投げるとドスン!と大きなダメージを与えてくれる紫ピクミンです。
 また大きな変更点としては洞窟と呼ばれるダンジョンのようなものが追加されたことです。洞窟内ではピクミンを増やすことはできずにそのままお宝を集めつつ最後のフロワーでボスを倒さないといけません。ボスも強力ですし、道中の敵も様々な組み合わせで配置されておりどんどん数が減っていく中で最後にボスを倒さないといけないという緊張感もあります。ピクミンシリーズではかわいいピクミンが倒されていくのがとても嫌な気持になるという緊張感がありますが、敵のピクミンの殺傷能力がシリーズ最高で高いということもあり、この緊張感を一番味わえる作品でもあります。ダンジョンも全て地中の洞窟というわけではなく、空の上のようになっている場所や浴室、おもちゃがあるような感じとかなり雰囲気が違うのでマンネリ化はしないです。ギミックも異なっており、洞窟の序盤からフロワーボスが出てきて、その時はどうやっても倒せず、最終フロワーで倒せるという「アメボウズ」、マシンガンのように銃弾を発射して攻撃してくる機械版のだまぐもが不気味でかわいいピクミンの世界にたまにあるダークな感じとして特に印象的に残りました。 
 敵の種類とお宝、ダンジョンを含めるとマップもかなり広いため体感ピクミン初代より数倍ボリュームが大きい作品になっています。

終わりに

 今作はシリーズを通してもボリュームが高く、長くゆっくりプレイできることや殺傷力の高く個性的な敵が多数出てきている印象です。
 まとめると

  • 長くゆっくり大ボリュームなピクミンをプレイしたい方
  • 個性的で強力な敵と戦いたい方
  • かわいいピクミンを倒されまいという独特な緊張感を味わいたい方

これらの人には向いていると思います。
 興味が湧いたら是非プレイしてみてください。

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