アーマードコア6|感想

ゲーム

はじめに

  アーマードコア6はフロム・ソフトウェアが開発したゲームでアーマードコアシリーズでありますが、前作とはストーリや舞台でつながりなく新規からでも楽しめます

 自分もアーマードコアシリーズも他のフロムげーも全く知らないですが楽しめました。
今回はプレイ後の感想を述べていきます。

内容

導入

 構成間移動が当たり前となった時代。
主人公の第四世代型強化人間C4-621ハンドラー・ウォルターのもとルビコン3という惑星で傭兵活動を行う。

 傭兵になるためにもともと登録され、撃破された期待からライセンスを読み取り独立傭兵レイブンとして依頼やハンドラー・ウォルターの個人的な依頼を受けていく。

 無口で感情をあまり感じないC4-621様々な登場キャラと関係を持ち別の名でも呼ばれるようになっていく。そして戦いの中で自分の考えを見つけ出し最後には重大な決断を下す。という流れです。

楽しい戦闘、ボス戦

 戦闘はきれいなグラフィックとスムーズに動き回れる機体、それでいてオートロックで標準があうため簡単操作爽快感があり、テンポが速い戦闘です。

 敵を正確に狙えるかというよくあるエイムのプレイヤースキルというより、どういった武器や機体パーツの組み合わせと戦術で行くのかが重要な気がします。

 結構な任務でボス戦があり、戦い方が分からなかったり装備が悪かったりしたら苦労する場面もありますが絶対倒せないというレベルではないです。

 長引いた敵では数時間かかってしまったことはありますが、戦う中でどうやって倒すか戦術を考えたり、BGMや綺麗な画面でストレスなくボス戦が楽しめます。

 ちなみに1週目では苦戦する部分を多いと思いますが、2週目以降はプレイの慣れや装備も充実しているのですぐにサクサク進みます。

 ステージはミッションごとに用意されており、ストーリ分岐以外は一本道です。
ですがどのステージも比較的広く背景じゃなく、移動できる部分も多いです。

プレイ時間

 1週目25時間、2・3週目は10時間。すべてのエンド回収に45時間ほどかかりました。
とはいっても自分少しシステムを把握してなくてOSチューニングという普通のゲームで言うスキルツリー的なのがあるのですが、まったく手つかずで3エンドすべてクリアした後で把握しました(笑)。
(攻撃力アップ、回復量アップ、クイックターン解禁などあり、かなり便利。というか自然に縛りプレイみたいなことをしていた)

そういうことがあったので他の人ならもっと早くクリアできるかもです。

周回要素、エンド分岐

 まずこのゲームはオートセーブかつセーブデータをプレイヤが選ぶことが出来ないため、すべてのエンドをクリアしたいなら確実に3週する必要があります。

 最後のエンドが違うとはいえ、前半が一緒だったらモチベーションは下がると思いますが、1→2→3と行くにつれてエンディングとは別のサブ分岐や追加ミッション、展開が若干変えた演出になっていたりします。

 そのため自分は飽きずにプレイできました。

魅力的な登場キャラ

 この作品は主人公は実際の姿も声を出さ無しですし、他キャラは声はありますが実際の姿は分からないという感じです。それでもにじみです性格や癖がしっかりあるキャラばかりで違うエンドで立場や深堀が変わっていくので、周回と合わせてなおキャラの魅力が上がっていくのが良かったです。

例として一部紹介します。

C4-621
今作の主人公。
 ハンドラー・ウォルターには621、他キャラからは偽名のレイブンと呼べれていることが多いです。
 アーキバスの腕がいいパイロットのラスティは一緒にミッションをしたことから戦友
 レッドガン部隊からは空き番号(ロストが多い番号)を便宜上与えられてG13(ガンズサーティーン)と呼ばれています。
 いろいろなミッションを行っていくうちに不愛想な主人公が関係を持ち、様々な通り名で呼ばれていくのは何とも感慨深かったです。
 そうした中で選択により敵対したり共闘したりしますし、大きな選択が必要で他キャラから選択を下した主人公を尊重、賞賛したりする場面もあり、こういったストーリ面でも感情移入しやすかったです。

エア
 この星のコーラル(エネルギーかつ元人間的な情報生命体、危険な厄災も引き起こす)
を同胞と呼び
、主人公が戦闘で大量のコーラルを浴びた時から頭の中で聞こえるようになった存在。本当に姿自体無く声だけの存在ですが、何気にいつも主人公の傍にいてサポートしてくれるので愛着は湧きます。
 まあでもとあるルートではバチバチに敵対して戦い合うことになりますが。

企業アーキバス陣営

ラスティ
 最初の山場の「壁越え」というミッションで共闘してから主人公に興味を持ちを戦友と呼ぶ。一番主人公に友好的で親切だった印象。だが殺し合うこともあり、相棒かつライバルという不思議な関係
 中盤のアイスワーム戦でたくさんの企業グループと協力したがその際狙撃という大役で一番活躍した存在。めちゃくちゃカッコよかった(笑)。

スネイル
 部隊の頭脳、指揮者的存在。
エリート意識が高く、主人公のことを駄犬呼ばわり。
圧倒的に他者を見下した存在が多い。
 ある場面では「私こそが企業」という発言は狂気とシリアスな部分が相まってめちゃくちゃ面白い(笑)。その直前で上層部を愚痴ったりしていて中間管理職の悩みもあって純粋な部分もあり、憎むに憎めない相手でした。

ベイラムグループ陣営
 
イグリス
 主人公の活躍に嫉妬していて、最初はただ大きく吠える噛ませ犬のような存在。
周回するにつれて、キャラの格がどんどん上がっていく感じで徐々にライバルに近いポジションになります。分かりやすく素直な部分があったので腹立つみたいな感じじゃなかったですね。

ミシガン
 部隊のリーダ、部隊のムードが常に明るい感じだったのもこの人の存在が大きいです。軽口や冗談が好きで、最後に転んで死んだと伝記に書くよう言い残して戦死したところからも分かります。

おわりに

 ストーリは王道な部分もありますが、世界設定的に少しあいまいで何回だと感じる部分もあります。その雰囲気と爽快なボス戦、声だけなのに魅力的だと感じてしまうキャラがとてもよかったです。操作が簡単な部分もお勧めできます。

興味の湧いた人は是非プレイしてみてください。